みなさん、こんにちは。
イタリアの直輸入商品販売オンラインショップ 「イタリアからの贈り物」です。
夏が去り、食欲の秋が近づいていますね。
食欲の秋はいつからなのか厳密な定義はありませんが、涼しくなってくれば、
秋の訪れを感じますので、その時から食欲の秋だと思います。
私はいつも食欲旺盛なので、いつでも胃の中は秋であり、「空き」でもあります。
(失礼しました。)
食欲の秋になれば、料理にも力を入れるには、良いシーズンです。
オリーブオイルを使って、おいしい料理を作ってみよう!! とお考えになる方も
多くいらっしゃることかと思います。
しかしながら、オリーブオイルというのは、値段の安いものから高級品のものあり、
またいろいろな外国で作られている輸入品や国産品もあり、膨大な量のオイルが、市場には出回っています。
買うときに味見もできないし、実際に瓶を開けてみることもできないので、
いったい何を選んで良いのか、わからなくなってしまいますよね。
コツをお教えしますと、まずヨーロッパ産のオリーブオイルであれば、まず品質な間違いありません。
中学校の地理の授業で習いましたが、ヨーロッパは「地中海性気候」で、冬に降雨量が多く、
夏は日差しが強く乾燥し、ほとんど雨が降らないという気候なのです。
ヨーロッパには、台風などもないので、農作物がいっぺんに風雨でダメになってしまうということも滅多にありません。
したがって、乾燥に強いオリーブが育ちやすく、良質なオリーブの種類が多いので、
美味しいオリーブオイルもたくさんあるわけですね。
それでは、ヨーロッパにはたくさんの国がありますが、
どの国の原産のオリーブオイルが、おすすめなのでしょうか?
それは、オリーブオイル生産量世界第一位のスペイン産と第二位のイタリア産がおすすめです。
まず、この2か国のオリーブオイルであれば、美味しさや品質は間違いありません。
そのなかでもオリーブオイルは、
「エキストラバージンオリーブオイル」
「バージンオリーブオイル」
「ピュアオリーブオイル」
と3つの種類に分類されます。
簡単に一つずつ説明していくと、まず基本となるバージンオリーブオイルは、オリーブのみをすりつぶして、
ペースト状にしたものから絞り出したオイルで、食用に供することができると言われている、
酸度が2%以下のものであると、国際オリーブオイルオイル協会から定義されています。
(酸度とは、オイルの鮮度を示す数値で、数値が低ければ低いほどオリーブの鮮度が新鮮であることを示しています。
逆に高ければ高いほど、オリーブが酸化してしまい、油でギトギトの、よくない油になるということです。)
それに対し、バージンオリーブオイルの1ランク上の、最高品質のエキストラバージンオリーブオイルは、
酸度が0.8%以下とされ、バージンオリーブオイルに比べて、さらにオリーブの鮮度が増し、
摘みたてのオリーブが油になっていると言い換えることができます。
もっと具体的に言えば、酸度が低ければ低いほど、オイルを飲めるぐらい、
オリーブの生搾りジュースに近くなるということです。
また、エキストラバージンオリーブオイルと認定を受けるためには、
生産国の食料外国公的検査機関の解析を受ける必要があります。
これとは逆にピュアオイルというのは、オリーブのみを絞った段階で、酸度が2%を超えている場合、
食用にはならないので、調整の意味の精製されます。精製というのは、工業的な処理を施し、
調整をして製品化する、どちからというと自然の旨味というよりかは、人の力が加わった、オイルと言えます。
ひまわり油やコーン油、菜種油などの植物油は、ピュアオイルにあたります。
「ピュアオリーブオイル」はこの精製したオリーブオイルに、商品レベルによって、独自に決められた量と品質の
エキストラバージンオリーブオイルを加えて、人為的に作られている油ということになります。
したがって整理すると、良いオリーブオイルを選ぶには、
簡単な結論ですが、「ヨーロッパ産、特にスペイン産かイタリア産のエキストラバージンオリーブオイル」が最適であり、
おすすめです、という結論が導き出されますね。
その中でも私たちが扱っている
「デッロルト農園産 エキストラバージンオリーブオイル」をおすすめします。
こちらのオリーブオイルはイタリア産で、生産量世界第二位の国のオリーブオイルですが、
みなさんにイメージしやすい点としては、イタリア料理の代名詞になる、ピザの生まれ故郷である、
南イタリアのナポリの近くでできたオリーブオイルで、とても美食をイメージさせるオイルです。
実際に、オイルを日本でヨーロッパ料理のレストランを営んでいるオーナーシェフに
味見をしてもらうと、「優しい味で美味しい!」「普通に欲しい!」と大好評です。
なぜ優しい味なのかというと、スペインでもイタリアでも大変希少な
家族経営の小規模生産者であることから、機械は使わずオリーブは全部手摘みで、なおかつ農園の中にある
搾油機で鮮度の高いままオイルに絞れるというところが強みなのです。
したがって、酸度も0.2%とほぼオリーブの生搾りジュースと言えます。
また、オリーブオイル農園は、普通は種を植えて木を栽培してオリーブを育てますが、
昔から自生している自然に近いオリーブの木から取れる実を多く使っているので、
大地の恵みをそのままオイルにしています。
ですので、シェフの方々が言う通り、優しくて美味しい味になる、というわけです。
また、日本で全く流通していないのはおろか、イタリアでも直売のエキストラバージンオリーブオイルなので、
とってもおすすめの一品です。
ぜひ、秋の食卓に、役立ててみてください。
オリーブオイルのお買い求めは、イタリアからの贈り物で