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2021/06/08 11:15

チョコレートを夏に買うと当然のことながら、そのままにしておくと溶けてしまい、

せっかくのチョコレートが台無しになってしまいます。だいたい海外の高級チョコレートはすぐに溶けてしまい、

その一方で、スーパーなどで買うチョコレートは値段が安いのに溶けないものもあります。

これは一体どうしてなのでしょうか?

まず、海外の高級チョコレートとスーパーの市販のチョコレートの原材料に関係してきます。

普通市販のチョコレートには、「乳化剤」という薬品が入っています。

普通水と油は混じりにくいものですが、これを均一に混ぜることを乳化と言い、この効果を持つ薬品が乳化剤になります。

チョコレートにとって、急激な温度変化は一番の敵になり、「分離」が起こります。

分離すると、食感がざらつき、味が落ちてしまうので、防ぐために、乳化剤を混合するわけです。

乳化剤が入っていれば、ある程度急激な温度変化があっても、チョコレートはベストな状態になっているので、

味が劣化することをある程度防ぐことができるわけです。

要するに、チョコレートはもともと暑さや急激な温度変化に弱い食品という性格上、

大量生産するチョコレートには、入っていて然るべきものだとも考えられます。



しかしながら、ヨーロッパのチョコレート製造者の中には、乳化剤を入れると、

乳化剤自体は、人体に入っても無害ではあるものの、カカオの味や香りを損ねる不純物だと考え、

乳化剤を一切入れずに、天然素材のみで作っている業者もたくさんいます。

乳化剤が入っていないと、分離が起こることは先にご紹介しましたが、

この分離のことをブルーミング現象と呼びます。


チョコレートにとって一番の適温は、13度から23度ぐらいで、28度ぐらいになると溶け始めると言われますが、

乳化剤の入っていない天然素材のチョコレートは、おそらく26度ぐらいから溶け始めるのではないかと思います。

溶けると、カカオバターもチョコの表面に浮き出てきます。

そこから「やばい、溶け出したから冷蔵庫へ入れよう!!」と言って、溶け始めたチョコを冷蔵庫に入れると、

急激な温度変化により、浮き出たカカオバターが白く固まり、白い粉を吹いたような現象が起こります。

これをブルーミング現象というのです。

残念ながらブルーミング現象になってしまったチョコレートはこんな感じです。




ブルーミング現象が出たチョコレートは、食べられなくはないですが、
味が落ちてしまいますし、見かけも良くないので、売り物にはならなくなってしまいます。

夏は常温で保存すれば、溶けるし、かと言って冷蔵庫に入れれば、
味が劣化してしまうし、夏に美味しさを保ったまま、チョコレートを保存する方法ってあるのでしょうか?


一番良い方法は、やっぱり冷蔵庫に入れてしまうのがいいです。

ただ、冷蔵庫の温度は、だいたい5-8度ぐらいに設定されているので、

いきなり、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと、ブルーミング現象が起こるのは必至です。


ですので、それを避けるために、できることが4つあります。


1.購入したら、まずすぐ冷蔵庫に入れる 

高級チョコレートを売っているお店やネットショップは、だいたい保冷剤をつけるかクール宅急便で発送をしています。

その上で、冷えすぎないように、発泡スチロールや紙の箱などに包んで渡してくれたり送られたりしますが、

家にチョコレートがついたら、急激な温度変化を防ぐために、すぐに冷蔵庫に入れましょう。


2.冷蔵庫の温度をできるだけ弱める。

あまり強い温度にしていると、急激な温度変化で、ブルーミング現象が起こってしまい、チョコが美味しくなくなってしまうので、

できるだけ冷蔵庫の温度を調整して、弱い温度にすることをお勧めします。

もし他の保存している食品と考えて、弱められない場合は、発泡スチロールの箱あるいはダンボールに入れるか、

新聞紙などの紙を巻いて、冷気が伝わりづらくすると良いと思います。


3. ジッパーにチョコレートを入れて、保存する

チョコレートは、非常に繊細な食べ物で、急激な温度変化からくるブルーミング現象だけではなく、

匂いなども吸ってしまうので、カカオの風味が落ちてしまいます。

ですので、冷蔵庫の中に保存するときもジッパーなどに入れて外気に触れないようにしておくと良いでしょう。


4.冷蔵庫から取り出したらすぐに食べる

食べるときは、冷蔵庫から出したらすぐに食べる、これに尽きます。

冷蔵庫から出して、しばらく放置してしまうと、逆に暑さでブルーミング現象が起こり、なおかつ完全に溶けてしまうので、

すぐに食べるようにすると、美味しくチョコレートが食べられます。


5. ミルクチョコレートよりもビターチョコやヘーゼルナッツのチョコを食べる

チョコの中でもミルクチョコレートはミルクの脂肪分などがあり、脂肪は暑さで溶けやすいため、

一番溶けやすい種類のチョコレートだと思います。ですので、ビターチョコやヘーゼルナッツのチョコレートの方が

スッキリしていて、美味しく食べられるので、良いかもしれませんね。


これから暑くなる中、ヨーロッパの高級チョコレートが食べたいという方は、ぜひ試してみてくださいね。


今回お勧めするチョコレートはイタリア産のチョコレートです。

ヨーロッパで時期に応じて良いカカオを使い、美味しいチョコレート作っている地域といえば、ヨーロッパ!!

その中でも食べやすいチョコを作っている国といえばイタリアです。
特にイタリアでも味に一目置かれているのは、ヘーゼルナッツのチョコレートです。
ヘーゼルナッツのチョコレートは、やっぱりイタリア産に限ります。

イタリアの北部の都市トリノで有名なヘーゼルナッツのチョコレート、
"ジャンドゥーヤ"は今の時期おすすめです。

ジャンドゥーヤとは、ローストしたヘーゼルナッツのペーストと
チョコレート、砂糖、カカオバターを混ぜ合わせたチョコレートのことです。
ナッツの香りが高く、コクがあり、なめらかなチョコレートです。
戦時中、カカオが手に入りづらかったということで、トリノ近郊で採れたヘーゼルナッツを使って、
代用したことが始まりだと言われています。

そんな昔ながらの、クセになる味の「クラッシック」が15個詰まっている
「三角パッケージ クラッシコ150gセット」は、思う存分本場トリノのジャンドゥーヤが味わえます
濃厚なヘーゼルナッツとチョコの味がするものの、喉越しがスッキリ爽やかな感覚は、とても美味しく新鮮です。
夏にチョコレートはちょっと、、というイメージも覆されるほど、さっぱりして美味しいチョコです。




私たちの扱うProdotti Gianduja di Torino社のジャンドゥーヤは、1950年創業のチョコレート製造会社で、
世界に名だたるチョコレート製造業者への製造機械販売経験を活かして起業した、チョコレートの製造を知り尽くした会社です。いまでも有名なチョコレート製造業者へ機材供給や技術指導を行なっています。

カカオ分が多く、健康に良いだけではなく、グルテンフリーなので、体にも安心でしかも美味しい一品です。
美味しいですが、高級チョコレートと比べリーズナブルなので、お求め安い価格設定になっています。

6月から9月にご注文いただいたお客様には、有料でクール宅急便でお送りするサービスも行っておりますので、
溶けずに美味しい品質のまま安心して、ご賞味いただけますよ。
夏のお歳暮やギフトにもGOODです!!

お買い求めは、こちらから!!