暑い時になると、冷し中華、そうめんになりがちの食卓。
パスタ食べたいけど、冷たいパスタってどんなレシピがあるんだろうと、
考える方もいらっしゃると思います。イタリアには何通りもパスタのレシピがある中で、
当然ですが、夏もパスタは食べられています。ただ、イタリアは日本ほど冷製メニューはあまりないですが、
そんな中でも冷たいパスタは本当によく食べられており、代表選手は、ペンネやフジッリのような、ショートパスタです。
ショートパスタは、短いので冷めやすく、水で切ってもすぐに切れるので、冷製にすると食べやすいです。
ポピュラーな具材は、ショートパスタにモッツァレラチーズとトマトという、シンプルな食べ方が、オーソドックスです。
今日は、いかを使って、少し清涼感のあるパスタのレシピをご紹介します。
「やりいかと野菜の冷製フジッリ」です。
軽くて、おいしくて、新鮮、おいしいの4拍子揃ったパスタですので、
ぜひぜひ試してみてください。
ヤリイカの下処理がありますが、下処理が面倒な方は、下処理済みものを買って来て、
使っても全く問題ありません。
<材料;2人分>
フジッリ 160g
にんじん 1本
ズッキーニ 1本
やりいか 1杯
バジル、ローズマリー、パセリ、オレガノなどの香草 1束
エキストラバージンオリーブオイル 適量
レモン果汁
塩、胡椒 それぞれ適量
<作り方>
1.パスタ用のお湯を沸かす。
2.にんじんとズッキーニを洗って、にんじんの皮をむいて、5mm幅のスティック状に切る。
ズッキーニは皮は剥かずに、5mm幅のスティック状に切る。
3. ヤリイカは下処理を行う。頭と胴体を離して、ツボ抜きをする。軟骨とはらわたを取り除き、目の部分を切り落とす。
4. 沸騰したお湯にフジッリを入れる。ゆで時間終了5分前に、にんじんとズッキーニを入れる。
3分前に、イカを入れて、時々混ぜる。
5. 茹で上がったら、ボウルに入れて冷まして、塩、胡椒、EXVオリーブオイル、レモン果汁を入れて混ぜ合わせる。
冷蔵庫で数時間冷やして、出来上がり。
爽やかな味のパスタですので、盛夏には最適です。
ぜひお試しください。
イタリアでもパスタの町として名高い、ナポリ近郊の町グラニャーノ産の
ショートパスタで、なおかつねじれている部分にパスタのソースが、
しっかり絡むので、濃いソースとの相性も良いです。
また、ロングパスタとは違い、短いため、時間が経っても延びることがないので、
冷製パスタにもぴったりです。
パスタはやっぱり、イタリア人も認めるパスタの街、グラニャーノ産に尽きます!!
高台になっていて、風通しがよく、パスタも乾燥しやすく、パスタ作りに合う水が手に入る、
グラニャーノの街で製造されているのはもちろんのこと、
水分は30%以下でできており、乾燥パスタでも小麦の美味しさがそのまま凝縮されています。
また、プラスチック製ではなく、ブロンズ製のパスタ成型器でパスタを作るので、パスタの表面に細かい溝ができて、
ざらざらになるので、ソースとも絡みやすくなります。
そして乾燥も6時間程度で、40度から80度の温度に保って、乾燥させて、
最後には常温でしっかり乾燥させ、昔ながらの美味しいパスタ製法をしっかり守って作っている、
超名作パスタです。
それもこれも南イタリアのグラニャーノの製造者の皆さんの情熱や
プロ意識の高さの賜物です。
高級スーパーのお値段とさほど変わらない価格でご提供させていただいております。
レシピなどを教えてあげて、お知り合いへの贈り物としても
喜ばれる一品です。
グラニャーノ産のパスタは、数々出回っており、珍しいものではありませんが、
イタリア唯一のパスタ保護組合(Cosorzio Gragnano Citta della Pasta)から
しっかり認証をもらっている、名産品になると数は、少なくなります。
手軽にできるパスタだからこそ、パスタそのものにこだわって料理をしたいですよね。