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2021/08/11 11:00

イタリアも夏真っ盛りではありますが、イタリアの食品は、秋からが収穫だったり、

製造が始まるので、現在は1ヶ月近く夏休みを取っているケースが多いです。

イタリアも秋になると美味しい食材が出回るので、

日本同様「食欲の秋」という言葉は当てはまります。

オリーブオイル農園業者や製造業者も例外ではなく、秋以降の製造に備えて、

バカンスの時期となっています。オリーブの収穫は、早いところでは9月下旬から始まり、

2月中旬ぐらいまで続きます。栽培に関しては、オリーブは地中海沿岸が産地なので、

南イタリアではそれほど手をかける必要はないですが、収穫期については、人手が必要なので、

家族経営の農家は、家族や親戚総出で手伝います。親戚縁者の知り合いや近所の人々も駆り出されるケースもあります。

オリーブは摘み取ってからが勝負です。なぜなら、木から収穫したらすぐに、実は死んでしまうため、

できるだけ早く鮮度が高いうちに、搾油をしたいため、夜明け前から人数をかけて、収穫することがキーポイントです。

オリーブの実は、摘んだ後、早く搾れば搾るほど、鮮度が高いので、質の高いオイルが採れます。

だいたい摘んだ後、24時間以内に搾油することを目安としています。

では、どのようにオリーブの実を収穫しているのでしょうか?


1. 棒で叩いて落とす



長い棒で枝を叩いて、実を落とす方法は、何千年も前から伝わる方法ですが、

いまだに続いている方法です。写真画像のように、木の下にネットを敷いて、落ちて来た実を拾い集める、

という古典的な方法です。画像のものは、枝をバイブレーションのような形で、揺するタイプで、

私たちが販売しているデッロルト農園のオリーブは、このように収穫されています。



2. 機械で揺すって落とす



大規模な農園ですと、人ではいくらあっても足りないので、機械も使います。

画像のように、振動するアームがついていて、アームで幹を揺すって、

下のネット部分に実を落とします。騒音が激しいですが、木へのダメージは低いので、

木を傷つけることなく収穫ができます。




気を傘を逆さにしたような幌で囲んだ上で、アームで木を揺らして、

実を落とすパターンの機材もあります。

ただ、機械のコストがかかることや急斜面や小規模の農園には不向きで、

あくまで木と木の距離が保てるぐらいの整備された大農園向けの方法になります。


3. 手で摘む



時間や人では大いにかかりますが、最も丁寧な方法です。

小さな熊手状の器具で、果実をコツコツ落としていく、あるいは、両手で枝をしごいて摘み取ります。

熊手も枝を傷つける場合もあるので、若干手荒い方法ですが、手摘みの場合は、

熟した果実あるいは、ブレンドする際の熟する手前の若い実を選ぶなど、実のコンディションを目視しながらする作業なので、

丁寧な手法です。この手摘みで収穫されててできているオリーブオイルは、手間暇かけているので、

極上品と考えて良いと思います。


私たちの扱っている、イタリア デッロルト農園産 エキストラバージンオリーブオイル1L

イタリア産で、生産量世界第二位の国のオリーブオイルですが、

みなさんにイメージしやすい点としては、イタリア料理の代名詞になる、ピザの生まれ故郷である、

南イタリアのナポリの近くでできたオリーブオイルで、とても美食をイメージさせるオイルです。
実際に、オイルを日本でヨーロッパ料理のレストランを営んでいるオーナーシェフに
味見をしてもらうと、「まろやかで美味しい!」と大好評です。


フランスパン、生野菜、トマトジュースなどとの相性も良く、
パスタですと、「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」などのパスタの味が倍増します。
イタリアでも大変希少な
家族経営の小規模生産者であることから、機械は使わずオリーブは全部手摘みもしくは木を棒で揺すって実を落とす方法で、
なおかつ収穫後24時間以内に農園の中にある
27度と厳密に制御をした搾油機でコールドプレスをして、鮮度の高いままオイルに精製しているというところが強みなのです。
したがって、酸度も0.2%と低く、ほぼオリーブの生搾りジュースと言えます。
そのままお使い頂いてもよし、炒め物などの加熱ようにお使いいただくにもよし、
1リットルの大容量なので、長くお使いいただけるお徳用サイズです。



4種類の風味の違うオリーブと熟した実と若い実の割合を150年の経験から絶妙にブレンドさせ、

世界で1つしかないEXVオリーブオイルを製造しております。

また、日本で全く流通していないのはおろか、イタリアでも直売のエキストラバージンオリーブオイルなので、
とってもおすすめの一品です。今回は、瓶ではなく缶のパッケージをオススメします。
EXVオリーブオイルの敵は光と熱ですが、瓶よりも缶の方が遮光性があり、熱も伝わりにくいので、
品質も長持ちします。EXVオリーブオイルの使用頻度の高い方、健康への投資をお考えの方にも
おすすめする一品です。ぜひご検討ください!!

お買い求めは、こちらから!!